基本理念

- 人権・意思を尊重します
- 思いやりの心を持って接します
- 安心・安全を提供し、サービスの創意・工夫を行います。
- 信頼・期待される施設づくりに努力します
法人の歩み
西日本随一の温泉地・名茶の産地や観光地である嬉野町では、当時の社会経済情勢の流れで保育に欠ける世帯が増加し、それに対処するため保育園の設置が急務となり、昭和47年に嬉野町の支援を受け「嬉野町社会事業助成会」の名称で社会福祉法人が設立されました。以降、町内4箇所に保育園を開設し町内の児童福祉に寄与してまいりました。
昭和から平成に変わり、全国的な高齢化・少子化が大きな社会問題となってきました。嬉野町においても例外ではなく、高齢者の生活環境の改善を推進するための拠点づくりが必要となり、平成7年には、町内初のデイサービスセンター「春風荘」を開設しました。平成9年には、特別養護老人ホーム「うれしの」、ケアハウス「うれしの」、を母体として、在宅介護支援センター「うれしの」、ショートステイ「うれしの」、ヘルパーステーション「うれしの」、デイサービスセンター「うれしの」を開設しました。平成12年からは介護保険制度が始まり、新たに居宅介護支援事業所「うれしの」を開設し、介護保険サービスの提供を行っております。
介護保険事業の他にも、配食サービスや在宅支援センター、障害者訪問介護事業など嬉野市からの委託を受け、さらに平成18年には、嬉野市の指定管理事業である「いきいきデイサービスセンター湯っくらーと」を受託して益々多面的な高齢者福祉事業に取り組むこととなりました。事業内容の違いから、平成21年3月、「社会福祉法人けやき会」を新たに設立して、児童福祉事業を新法人に移管し、法人を分離することで、それぞれ福祉の専門性を高め、地域貢献することになりました。
平成30年4月からは、杵藤地区広域市町村圏組合からの委託を受け、地域包括ケアシステムの中核である「地域包括支援センター」を開設しました。
法人沿革
昭和47年11月1日 |
社会福祉法人嬉野町社会事業助成会設立 |
昭和49年3月18日 |
社会福祉法人認可 |
昭和49年4月1日 |
井手川内保育園開園(定員90名) |
昭和50年4月1日 |
皿屋保育園開園(定員90名) |
昭和54年4月1日 |
岩屋保育園開園(定員90名) |
昭和58年4月1日 |
下宿保育園開園(定員80名) |
平成7年4月1日 |
嬉野デイサービスセンター「春風荘」開設 |
平成9年4月1日 |
特別養護老人ホーム「うれしの」開設(50床)
ショートステイ「うれしの」開設(20床)
ケアハウス「うれしの」開設(15室)
デイサービスセンター「うれしの」開設
在宅介護支援センター「うれしの」開設
ヘルパーステーション「うれしの」開設 |
平成10年4月1日 |
訪問入浴介護事業所「うれしの」開設 |
平成11年10月1日 |
居宅介護支援事業所「うれしの」開設 |
平成12年4月1日 |
配食サービス事業所「うれしの」開設
皿屋保育園と町営の吉田保育園が統合し、
新たに吉田保育園として開園(定員120名) |
平成15年4月1日 |
身体障害者居宅介護等事業所うれしの開設
知的障害者居宅介護等事業所うれしの開設 |
平成16年12月31日 |
訪問入浴介護事業所「うれしの」廃止 |
平成18年4月1日 |
嬉野市いきいきデイサービスセンター「湯っくらーと」指定管理事業受託
身体障害者居宅介護等事業所うれしの廃止(法改正により)
障害者居宅介護等事業所うれしの 開設(法改正により) |
平成21年3月1日 |
社会福祉法人けやき会設立
井手川内保育園、岩屋保育園、下宿保育園、吉田保育園を
新法人へ移管 |
平成30年4月1日 |
地域包括支援センター事業受託 |
令和元年5月31日 |
「障害者居宅介護等事業所うれしの」廃止 |
令和2年3月31日 |
「ヘルパーステーションうれしの」廃止 |
令和3年3月31日 |
「配食サービス事業所うれしの」廃止 |
令和6年7月1日 |
特別養護老人ホームうれしの(54床)(ショートステイ定床化により)
ショートステイうれしの(16床) |
組織体制

経営方針
経営の強化
- 社会福祉法、介護保険法等の法令を遵守し、社会福祉法人としての使命に努める。
- 社会福祉法人の特性としての公共性、公益性を発揮しながら社会的責任を果たす事業を実施する。
- 公正で適切な人事管理と長期的な視点に立った職員の育成に努める。
- 中長期的な社会状況を分析し、的確な需要を捉えた事業戦略を策定し経営の安定化を図る。
- 経営の透明化、迅速な情報開示、内部統制の強化、などガバナンスの確立を図り、実効性のある適正な組織体制の構築に努める。
- 仕事の無駄や職員一人ひとりの原価意識を高め、経費節減に努める。
質の高いサービス提供
- 利用者の尊厳に配慮し、愛と思いやりで心のあるサービスの提供に努める。
- 利用者の自己決定と選択を尊重し、その権利を擁護し自立支援に努める。
- 常に清潔保持、整理整頓、感染予防を行い安全な生活環境作りに努める。
- サービス利用状況の透明化に努め、利用者及び家族等に信頼される施設を目指す。
- 人事制度や内部牽制体制の強化を図り、品質の高いサービス提供に努める。
地域福祉の推進
- 福祉、医療、保健、行政関係者との連携と地域交流を図り、地域福祉の推進に努める。
- 実習を積極的に受け入れ、福祉人材の養成に努める。
- 訪問やボランティアを積極的に受入れ、開かれた施設を目指す。
職員資質の向上
- 利用者の立場に立って対応できる職員作りに努める。
- 職員一人ひとりが、専門職としての誇りを持てるように資格取得を推進する。
- 公正な採用による人材の確保や人材育成に努める。
- 施設内外の研修・実習等への参加を積極的に推進し、職員の資質向上に努める。
- 人事・労務管理を適切に行い、職員が意欲を持って働ける職場環境作りに努める。
- ボランティア精神を養い社会貢献に努める。
人材育成方針
法人の理念のもとに、施設の安定的な運営およびサービス向上のために人材育成に積極的に取り組みます。
- キャリアパス基準書に沿った効果的な研修・教育を行い、職員の能力向上につなげます。
- 人材育成体制のもと、職員のやりがいや仕事を通じた満足度および定着率の向上につなげます。
法人の求める人材像
法人の理念のもとに、ご利用者様一人ひとりを大切にする姿勢を持つ職員を求めます。
- 福祉職員としての使命感を持ち、挨拶、笑顔、気配り、心配りができる職員
- 学ぶ姿勢と職務に責任を持つことができる職員
- 課題に対して積極的に取り組むことのできる職員
- 常にスキルアップに努め、自立できる職員